いつからだろう


彼に触れるすべてのものに


嫉妬するように


なったのは


私が彼の全てでイタイと




思うようになったのは


これって罪?




いけないことですか?




「蜜柑。」

名を呼ばれたので振り返るとペチンと蛍がデコピンをしてきた

「何・・「どうしたの?」

蛍のその問いかけに蜜柑は「へ?」と答えた

「今日眉間に皺より過ぎだったわよ。」

蛍の言葉に蜜柑はギクッとしてしまった

「67回。」

蛍が意味深な発言をする

「あんたが日向君のほうを見て皺をよせていた数。」

そして最後に「何かされた?」と蛍は付け加えた
蜜柑は「ううん。」と返した
別に棗が悪い訳ではない
そして苛立っていたのも棗のせいではない
棗の周りの取り巻きやらファンクラブを見て蜜柑は苛立っていた
彼を触れる手の数々
それが嫌だった
彼はちゃんとあしらっていた
だけど・・・
嫌でしょうがなかった
子供染みた独占欲
放課後・・・
宿題をやっていなかった蜜柑はジンジンにこっぴどく叱られた
教室に戻ると棗の背中が見えた
蜜柑はそっと背後に忍び寄り棗の腰に手を回した
そして

「どうしたん?」

と聞いた
すると棗は振り返り蜜柑の頭を小突いた
そして「いったぁっっ」と頭をさすってる蜜柑に

「おせぇ・・・」

と文句を言った
その言葉に蜜柑は顔を赤らめた
そして上目遣いで(身長さの為そうなる)

「待っててくれたん??」

と聞いた
棗はその可愛さのあまりにぷいっと顔を背けて「今日変だったからな・・・」と言った
蜜柑の表情が変わった
顔がみるみる青ざめていった

「蜜柑・・?」

(このまま言わないほうが良いのかもしれない・・・
 嫌われてしまうかもしれないから
 だけど・・・)

蜜柑は嘘は吐きたくなかった
だから決心をした
例えどんな結末になっても良いと心に決めて

「うち・・うち・・っ!!棗が大好きで大好きでしょうがなくって・・・な。
 そんで誰にも触られたくないんや!!」

そして「我儘だって・・分かってるんやけど・・・」と付け加えた
棗は不意打ちで顔を真っ赤に染めている
頬から熱さがひくと棗は蜜柑の頬を触って言った

「愛してるのは蜜柑だけだから・・・」

蜜柑はその言葉にただただ泣くしかなかった
自分をこんなに思ってくれてる
自分をこんなに愛してくれてる
もうそれで幸せで幸せでしょうがなかった


蜜柑が遅いので迎えに教室に来た蛍が見たものは
幸せそうに眠る蜜柑と棗でした






愛してます




終わり

あとがき

こんな感じでどうでしょうか??
駄文ですみませんです
ほのぼの系なのですが・・・
気に入らなかったら仰ってください書き直しさせていただきます
では、お返事お待ちしております

琥珀


+管理人の後書き+

琥珀様から相互リンク記念小説を急遽頂きました♪
こんな素晴らしい小説を書き直せ…など、恐れ多いです(>▼<)
琥珀様のサイトの小説は、どれも顔から火が出るぐらい萌え小説ばかりですよ。
素晴らしい小説を ありがとうございました!!

2005.9.26