++休日++
何をするもなく、行くあても、予定もなかった。
だからフラフラと歩いててそのままセントラルタウンにきてしまった_______。
「わ〜!!いつ見ても大きいな〜><」
などと言ってる蜜柑。しかし、いつもの服装ではなくフワフワのワンピース。
おまけに、ピラピラのレースのエプロンを着ているのだ。(多少メイド服とも重なる。)
当の本人は気付いてないが、周りの男ども(ヒドイっ)は目の色を変えている。
只でさえ、最近『佐倉 蜜柑』という少女はモテ始めているのだ。
それなのに、そんな服装を着て休日の町に1人でいたら・・・・・・
「よ〜かわいいね〜。名前なんていうんだい?」
「えっかわ//////」
と、まー悪いお兄さんたちに声をかけられてしましました。
「おいっどけよ!!」
「オレたちが先に見つけたんだぞ!!」
「はぁ〜〜?っるせー!!」
え?え?と混乱におちいる蜜柑をよそにケンカを始める男ども。
そんな中、ひとりの男の子。5歳くらいだろうか。可愛い男の子が蜜柑に近づいてきた。
「おねーちゃん。ダイジョウブ・・?」
「え?あうん。・・君は?」
「・・洋介。おねーちゃん、アメなめる?」
「洋介っていうんや。よろしくな♪アメくれるん?」
「うん「こら!洋介!!」
兄なのだろう。叱りにきた。
が
抜け駆けはよくないんだ!!!!!!
「・・・・は・・・・?」
「ごめんなさい、お兄ちゃん。」
ちゃんと謝る洋介君。
「は・・・い・・・?」
未だ分かってない蜜柑だった_____。
そして
「ごめんね。おねーちゃん。」
チュウー・・。
と頬に謝りのキス。
「ええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜///////////」
これで終わればよかったのたのだが
・・・・。
静かに怒りをジリジリと出し始めている者がいた____________。
いや、出し切ろうとしていた。。。。
ボォ〜・・・
儚く小さな子を除いて男どもは燃えていった_________________・・・・・・
ギリギリと怒りを露わにする棗
「・・んでここにいる。」
「棗には関係ない。」
「助けてもらってそのいいぐさとはいい度胸だな。蜜柑。」
ニヤッと不気味に笑う。
「////////うっ!!!!!!!」
名前を呼ばれ赤くする蜜柑。敵わないと思ったのか
「・・・ごめん。有り難う。」
謝りとお礼を言う。
しかし、世の中そんなに甘くなかった。
「な///////」
棗は蜜柑姫を持ち上げ(お姫様抱っこをし)
「覚悟・・出来てんだろ?」
「な!!」
と言い残し、その場を去っていきました・・・。
さてと・・
「蜜柑。何でセントラルタウンに、その服装で来たんだ?」
「それは・・」
「いえ。蜜柑。」
と耳元で言われる。
「///////」
無論、蜜柑は赤くする。
棗の様子に耐えきれなかったのか
「///バツゲームだったんよ///」
特力でやったゲームで。。という蜜柑を抱きしめて最後に一発。
「ふ〜ん。・・で、なに赤くなってんだよ?」
意地悪な棗に更に赤くしながら抵抗する蜜柑。
「あんまり・・・心配かけさせるなよ・・・?」
「な・・つ・・。」
「・・てことで、今日から暫く此処に通うこと。」
「・・・・???????」
は〜〜〜〜〜〜〜!!!!
「心配かけさせたからな。当然だ。」
あま〜くなが〜いキスをしたのでありました。
(洋介君の後にもキスを落としたとかどうとか・・・)
そして、蜜柑は棗の部屋から朝帰りだったとか__________。
その後、しばらく蜜柑は棗の部屋に進んで行きたくなかったらしいが
今では進んで行くとか。。。。
終わり〜☆
後書き
白神 銀那様のサイトでキリ番を獲得しましたので小説をリクエストした貰いました。
幼い子にまで好かれる蜜柑に萌えました!!(*´∀`*)
どんなかたちであれ、棗様は全てお見通しなのが最高です。
素晴らしい小説を ありがとうございました!!
2005.9.15