++金の斧と銀の斧++
あるところに、木こりとして生計を立てている蜜柑と言う少女がいました。
少女は今日も良い木がないか鉄の斧を肩に担ぎながら森の中を歩きました。
すると、太くて良い木が見つかりましたので、この木を斧で切ることにしました。
カンッ…カンッ…!!
「うぅ〜〜…なかなか切れへんなぁ〜〜この木……」
蜜柑が勢いよく斧を振りかぶりようとしましたが…。
「あっ…!!」
バシャンッ……!!
祖父が大事にしていた斧を泉の中に落としてしまいました。
蜜柑は「どうしよう〜〜(涙)」とオロオロしながら途方にくれましたが…。
「おい。(怒)」
泉の中から女神…ではなく、神が半ば怒りながら出てきました。
蜜柑はお化けかと思い、森中に響くような絶叫と悲鳴をあげました。
「誰が、お化けだ!!他人様の住んでいる泉にゴミを不法投棄しやがって…」
「ゴミやない!!あの斧は、じいちゃんが若い頃から大切にしている斧や!!
この木を切ろうと、斧を振りかぶったんやが…勢いをつけすぎて斧を泉の中に落としたんや!!」
「…フン。まぁ…そんな事はどうでもいい。テメェが落としたのは金の斧か?」
「口の悪い神やなぁ〜〜」と言いながら、落としたのは金の斧ではないと首を横に振りました。
「…じゃあ、銀の斧か?」
「それも違う」と言いながら、同じく首を横に振りました。
「それじゃあ…この鉄の斧か?」
「はい!!それです!!(^▼^)」
「よーし…気に入った、ご褒美として…」
原作通り、金の斧と銀の斧もオマケしてくれるのかと思いきや…
「俺の妻にしてやる」
「はぃ…??」
一瞬、何を言われたのか分からず
蜜柑の頭上に「?」マークが大量に浮かんでいました。
「そろそろ、身を固めたいと思ってたトコだったんだよな…俺。
お前、可愛いし…正直だし…俺の妻として丁度良いしな(ニヤリ)」
「い…嫌や!!ウチは鉄の斧さえ戻れば、それでえぇんや!!
結婚なんて、望んでないわ!!う…ウチ帰る!!」
斧を担いで、祖父のいる家に帰ろうとしましたが…。
ガシッ…と腕を掴まれ
「帰るな…」
耳元で「み・か・ん」と言い、息を吹きかけました。
その途端、身体の感覚がなくなり腰を抜かしてしまいました。
棗は蜜柑を抱きかかえ(俗に言う「お姫様抱っこ」)で、泉の中へと消えていきました。
泉の中へ連れて込まれた当初は「家に帰してぇ〜〜(涙)」と
泣き喚く蜜柑をベッドの上で調教しました。
結婚してから1ヶ月経つ頃には、棗無しでは生きていけなくなってしまいました。(爆死)
******
泉の中に、素敵な神がいるという噂を聞いたパーマことスミレや和歌子は斧を大量に担いで
森の中へと歩いていきました。泉の神に一目会いたい為に…。
泉に到着した2人は、大量の斧を泉の中へ投げ込みました。
すると…。
「…この大量の斧を投げ込んだのはテ・メ・ェ・らか??(怒り爆発寸前)」
額に大量の青筋を浮かべた棗が泉の中から出てきました。
ハッキリ言って、かなりヤバイ状態です。
「キャ〜〜〜〜!!泉の神が出てきたわ〜〜〜〜vV」
「私たちが落としたのは鉄の斧です!!
…と言う訳ですから、金の斧と銀の斧はいらないから…私を、お嫁さんにして〜〜〜〜vV」
「何言ってるの!?結婚するのは、この案を思いついた私よ!!」
泉の神の意見など完全無視のような状況に、泉の神の堪忍袋の緒が切れました。
「テ・メ・ェ・ら!!!!!!」
「「ギクッ!!(滝汗)」」
「此処は、ゴミを不法投棄する場所じゃねぇ!!
こんな斧返してやるから2度と来るなーーーーーー!!!!!!(大激怒)」
泉の神は、2人が泉の中へ投げ込んだ大量の鉄の斧を手裏剣のように
間髪を入れずに、2人にめがげて投げつけました。
「「キャーーーーーーッ!!!!!!」」
スミレと和歌子の2人は悲鳴を上げて、逃げ出しました。
結論:正直者には良い事があって、嘘つきや欲張りは酷い目に遭うと言う事です。
良い子は、海や川にゴミを捨ててはいけません。
ゴミ捨て場以外の場所に捨てる事は不法投棄に繋がります。
終わり
後書き
「金の斧と銀の斧」によるパラレルは、以前から考えていました。
今回のテーマは何かと言いますと…ゴミの不法投棄は御法度だと言う事です。
最近、ニュースでもゴミの不法投棄問題について取り上げてますよね…。
勿論、棗は蜜柑と結婚し…泉の中で幸せな家庭を築いています!!(*´∀`*)
この小説の感想を お待ちしています。
配役
2005.10.11
あるところに、木こりとして生計を立てている蜜柑と言う少女がいました。
少女は今日も良い木がないか鉄の斧を肩に担ぎながら森の中を歩きました。
すると、太くて良い木が見つかりましたので、この木を斧で切ることにしました。
カンッ…カンッ…!!
「うぅ〜〜…なかなか切れへんなぁ〜〜この木……」
蜜柑が勢いよく斧を振りかぶりようとしましたが…。
「あっ…!!」
バシャンッ……!!
祖父が大事にしていた斧を泉の中に落としてしまいました。
蜜柑は「どうしよう〜〜(涙)」とオロオロしながら途方にくれましたが…。
「おい。(怒)」
泉の中から女神…ではなく、神が半ば怒りながら出てきました。
蜜柑はお化けかと思い、森中に響くような絶叫と悲鳴をあげました。
「誰が、お化けだ!!他人様の住んでいる泉にゴミを不法投棄しやがって…」
「ゴミやない!!あの斧は、じいちゃんが若い頃から大切にしている斧や!!
この木を切ろうと、斧を振りかぶったんやが…勢いをつけすぎて斧を泉の中に落としたんや!!」
「…フン。まぁ…そんな事はどうでもいい。テメェが落としたのは金の斧か?」
「口の悪い神やなぁ〜〜」と言いながら、落としたのは金の斧ではないと首を横に振りました。
「…じゃあ、銀の斧か?」
「それも違う」と言いながら、同じく首を横に振りました。
「それじゃあ…この鉄の斧か?」
「はい!!それです!!(^▼^)」
「よーし…気に入った、ご褒美として…」
原作通り、金の斧と銀の斧もオマケしてくれるのかと思いきや…
「俺の妻にしてやる」
「はぃ…??」
一瞬、何を言われたのか分からず
蜜柑の頭上に「?」マークが大量に浮かんでいました。
「そろそろ、身を固めたいと思ってたトコだったんだよな…俺。
お前、可愛いし…正直だし…俺の妻として丁度良いしな(ニヤリ)」
「い…嫌や!!ウチは鉄の斧さえ戻れば、それでえぇんや!!
結婚なんて、望んでないわ!!う…ウチ帰る!!」
斧を担いで、祖父のいる家に帰ろうとしましたが…。
ガシッ…と腕を掴まれ
「帰るな…」
耳元で「み・か・ん」と言い、息を吹きかけました。
その途端、身体の感覚がなくなり腰を抜かしてしまいました。
棗は蜜柑を抱きかかえ(俗に言う「お姫様抱っこ」)で、泉の中へと消えていきました。
泉の中へ連れて込まれた当初は「家に帰してぇ〜〜(涙)」と
泣き喚く蜜柑をベッドの上で調教しました。
結婚してから1ヶ月経つ頃には、棗無しでは生きていけなくなってしまいました。(爆死)
******
泉の中に、素敵な神がいるという噂を聞いたパーマことスミレや和歌子は斧を大量に担いで
森の中へと歩いていきました。泉の神に一目会いたい為に…。
泉に到着した2人は、大量の斧を泉の中へ投げ込みました。
すると…。
「…この大量の斧を投げ込んだのはテ・メ・ェ・らか??(怒り爆発寸前)」
額に大量の青筋を浮かべた棗が泉の中から出てきました。
ハッキリ言って、かなりヤバイ状態です。
「キャ〜〜〜〜!!泉の神が出てきたわ〜〜〜〜vV」
「私たちが落としたのは鉄の斧です!!
…と言う訳ですから、金の斧と銀の斧はいらないから…私を、お嫁さんにして〜〜〜〜vV」
「何言ってるの!?結婚するのは、この案を思いついた私よ!!」
泉の神の意見など完全無視のような状況に、泉の神の堪忍袋の緒が切れました。
「テ・メ・ェ・ら!!!!!!」
「「ギクッ!!(滝汗)」」
「此処は、ゴミを不法投棄する場所じゃねぇ!!
こんな斧返してやるから2度と来るなーーーーーー!!!!!!(大激怒)」
泉の神は、2人が泉の中へ投げ込んだ大量の鉄の斧を手裏剣のように
間髪を入れずに、2人にめがげて投げつけました。
「「キャーーーーーーッ!!!!!!」」
スミレと和歌子の2人は悲鳴を上げて、逃げ出しました。
結論:正直者には良い事があって、嘘つきや欲張りは酷い目に遭うと言う事です。
良い子は、海や川にゴミを捨ててはいけません。
ゴミ捨て場以外の場所に捨てる事は不法投棄に繋がります。
終わり
後書き
「金の斧と銀の斧」によるパラレルは、以前から考えていました。
今回のテーマは何かと言いますと…ゴミの不法投棄は御法度だと言う事です。
最近、ニュースでもゴミの不法投棄問題について取り上げてますよね…。
勿論、棗は蜜柑と結婚し…泉の中で幸せな家庭を築いています!!(*´∀`*)
この小説の感想を お待ちしています。
配役
木こり | … | 蜜柑 |
泉の神 | … | 棗 |
・ | ||
欲張り木こり1 | … | スミレ |
欲張り木こり2 | … | 和歌子 |
2005.10.11